元日の天皇杯を皮切りに2020年の Jリーグ のチームが動き始めている。我らが北海道コンサドーレ札幌も例外ではない。
本日1月11日に新チーム体制発表の場であるキックオフイベントが開かれた。
昨シーズンは カップ戦であるルヴァンカップで 史上初めて決勝進出、準優勝を成し遂げた。しかし、リーグ戦は 終わってみれば10位と 少々寂しい結果となった。ただ J 2最下位だった時代なども知っている身としては J1でで よくここまで戦えているということが非常に不思議でならない。これも野々村社長を含めたフロント、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督 の手腕、選手の頑張りによるものだと思う。
結局補強は大学生の3名のみ。26名体制でスタートを切ることになった。
コンサドーレは、現有戦力の確保、を今オフの最優先事項とし、選手をなるべく完全移籍で獲得する方向へ舵を切った。
これまでは資金が少ないがゆえに、レンタル選手が主力を占めていることも多かったが、若く有望な選手を保有できる体制になったというのは感慨深い。
GKの菅野、 右WBのルーカスフェルナンデスなどを完全移籍で獲得している。
ここまで新たな新加入選手はいない。難しい戦術をとるミシャのサッカーでは現有戦力の戦術の浸透がまず最優先であるということだろう。
新たな加入は大学生3選手。
先日のE1選手権で日本代表にも選ばれた田中駿汰(大阪体育大)、左利きのミッドフィルダー 金子拓郎(日本大)、ユース出身の大学ナンバーワンボランチの呼び声高い 高嶺朋樹(筑波大)のスーパーな大学生トリオを新たに加えている。
そして怪我から復帰した 駒井善成を加えるので、かなりの厚みは出るだろう。今後、もしかしたらベトナム国籍の選手などを獲得する噂もあるのでそこには注目していきたい。
少数精鋭ではあるが チームは 一次キャンプ地、タイから始動する。
今シーズンは ACL 出場権を目指す戦いになる。今から楽しみで仕方がない。開幕を待ち望んでいる。
基本的には昨シーズンの主力メンバーがそのままスタメンで行くと思うが 上に書いた通り 金子や田中がスタメンに入ることも考えられる。
↑ 2020年の新ユニフォーム。1stはシンプルな赤黒。シンプルがゆえに強そうに見える。2ndは初のネイビーだ。文字がゴールドなのもカッコイイ。
開幕戦の相手は昨シーズン J 2で圧倒的な強さを見せた柏レイソルだ。手強い相手であることは間違いないが、去年のメンバーをベースにして戦術が浸透しているコンサドーレはシーズン序盤からスタートダッシュが期待できる可能性がある。開幕のアウェイの試合はなかなか点を取ることができなかったが今シーズンは幸先の良いスタートを期待したい。