トラログ

30代サラリーマンの日記。会社員の悲哀を綴ります。現在はHIITやマインドフルネス瞑想に取り組んでいます。

OJT制度の実態とは?仕事の習得やモチベーションへの影響

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OJT制度とは

OJTとはオンザジョブトレーニングの略で実際の実務をいきなり経験することで、日々の業務を覚えていく システムのことだ。業務を離れ、研修などを受けてあらかじめ企業の仕事や知識を理解するというものではなく、いきなり実践の場で経験をするので仕事を覚えていくという狙いがある。

 

今まで勤めてきた会社はすべてOJTを取り入れていた

私は今まで勤めていた会社はすべて、この OJT 制度を取り入れている。

と言うか現在の会社はOJTという概念もなく、いきなり実戦の場で働かされているというのが現状である。厳密に言うと名ばかりの研修はあるが実際に実務に役立っているかと言われると全くなっていない。

 

OJT の メリット

・コストがかからない

OJT のメリットとして コストがかからないというとことが挙げられる。まあコストがかからないというのは、研修などを開く労力や費用外部講師を招くなどの負担が省けるところだ。OJTであれば新人に仕事を覚えてもらえるしコストの抑えて行えるので費用の面では効率が良いと考えられる。

 

OJT のデメリット

OJT のデメリットとしては経験や知識がまだ不十分な状態で現場実務をこなすので単純に業務を遂行できる能力が乏しいということが挙げられる。

しかも経験が浅い中で 外部の人から見れば ベテランも新人も同じなので、同じように責任があるとみなされる。 すなわち、知識がない状態で責任を押し付けられるということだ。

また実際に現場で実務を行っているので そもそも復習する場合や振り返り、 組織の体系的な仕事を覚えづらいところがある。流れがわからないで仕事をすることも しばしばだ。

 

教える側の技量が問われる。フィードバックが不足

結局のところ面白いがうまくいく条件としては教える側の 技量に左右される。

前職では非常に経験があり、理解のある先輩が仕事教えてくれたので、覚えなければならないスキルはすんなりと自分の身についていった。時々、業務を振り返り、何のためにやっている仕事なのかという所を教えてくれるので非常にやりやすかったのを覚えている。現在の仕事では教える側の技量が甚だ疑われる。組織としても不十分だと思う。仕事のフィードバックも追いつかずモチベーションがだだ下がりだ。

 

OJT とは名ばかり

結局 、OJT と、かっこよく 言っているが、人もいないし、金もかからないように新人や未経験者を使わざるおえないことが問題ではないだろうか?

新人や未経験の人をいきなり矢面に立たされると、ストレスが溜まり、辞める人が続出するのである。

どちらにしても教える側がしっかり丁寧に、人格もしっかりとした人でなければ仕事が覚えることはできないだろう。