これを言うと少し引かれるのだがたまに過去一緒にいた 同級生の名前を検索することがある。中学校高校時代大学時代を過ごした人物の名だ。
もちろん今でも連絡を取っているような友人は何をしているのか知っているので検索はしていない。
少し距離があるような人物をググることがある 。大学時代は専攻する分野 や志というものが 近いのもあるので大体自分と同じ方面の職業についていることが多いが中学時代ともなると様々だ。
調べていくとある者は会社を辞めて地元へ帰り実家の自営業を手伝っていたり、ある者は苗字が変わり子供ができてインスタなどで「映え~」な写真を投稿したりしていた。
それぞれにそれぞれのストーリーがあり人生は続いている。
その中で気になった人物がいた。
その人物は中学時代の女の子だ。私が過ごしていた中学校というのは田舎で一学年が100人にも満たない小さな中学校だった。
彼女は成績も優秀で学年で1位の常連で田舎の優等生だった。ちなみに私はと言うと学年で3位というのが定位置。小学校までは馬鹿だと思っていたが周囲はもっとおバカだったようだ。(ウソです)
ともかく私がどんなに頑張っても彼女を追い抜くことはできなかったのを覚えている。
彼女の親も教育熱心できっと現実の道へ進むだろうと思っていた。その後の彼女がと言うと県外の進学校へ進み、旧帝大お堅い仕事に就いていた。
しかし、その後、安定していた仕事を退職し個人事業を立ち上げ独立していた。
そのホームページがブログをみるからには会社、社会のシステムが合わなくなり仕事を辞めたらしい。よくある話だ。
私にも会社員を辞めたくなる時がある。みんなそうだ。向いていないと思うことは普通だと思う。ただ生活があり、頼るような人脈やノウハウが少なくとも私にはない。
ブランディング的にはどうなのかと思うが彼女のホームページには自分が事業を立ち上げた経緯や自分のこれまでの葛藤が書かれている。内容から推測するに、会社員を辞めてから相当苦労していることが伺える。
ただ会社員としての苦しみと個人事業へ進める苦労を天秤にかけて彼女は後者を選んだ。ただそれだけのことだ。私には家族ができ簡単に彼女のような決断はできないけれど自分の行動や決断次第で人生はいろんな方向へ舵が切れるということ。
彼女の活躍をたまにググって楽しもうじゃないか。