トラログ

30代サラリーマンの日記。会社員の悲哀を綴ります。現在はHIITやマインドフルネス瞑想に取り組んでいます。

手段を目的にしていないか

 

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人は自分がより良いと思ったものにお金を使ったりする。ライフハック、健康、そういったものは最たる例だ。

 

 

例えば先日これを見たのだが 瞑想を習慣にする私にとって少々驚いたことがあった。瞑想のセミナーなるものを10万円以上のお金をつぎ込んでいる人もいるそうだ 。1日8時間、講師の人と 授業形式で とても丁寧に 呼吸の仕方だとか、姿勢とか教えてくれるみたいだ。

私にとって 瞑想とは気分をリフレッシュしたり集中力を高めたり不安な気分を宥めたり、日常の隙間の時間を使って、「マインドフルネス」、「今ここ」に 意識を集中して いる。あくまでも目的は仕事をはじめ生活の生産性を向上させたかったり、混乱を鎮めたりするのが目的だ。しかしテレビで観たセミナーに通ってる人を見て思う。 正しいやり方や効果的な方法を学ぶというの非常に大切だが、それは自分一人で実践できるように、理解を深める場であって、そこに行くことが目的となってはいけないことだ。結局そういったセミナーに行くこと自体を目的としてしまったら、なんら新興宗教とは変わらない。

ただいたずらにお金を払っている。

本人がそれでよければ そうですかとしか言いようがないが。

結局瞑想を極めたい、瞑想を自分のものとして習得してビジネスをしたい。それぐらいの覚悟がある人なら、自己投資しても良いのかもしれないが、私のように気分をすっきりさせたいだとか普段の 生活を少しでも豊かにしたいと思う程度ならセミナーに通うまでもないのだ。

お金と同じで時間の使い方も同様のことが言える。修行僧でもない一般人が何時間も瞑想しているのもどうかと思う。本当に修行僧になりたいのならいいがのだが。朝夜10分程度の瞑想で効果が出るというのに。と思ってしまった。

 

「手段を目的にしていないか。」お金や時間を使う時にまず自分に問いかけたい言葉だ。